診療のご案内

首の腫れ・しこり

首の腫れやしこりは耳鼻咽喉科へ

頸部にはいろいろな組織があり、首が腫れるといってもその部位によって様々な原因が考えられます。頻度的には風邪をひいたりのどの炎症によって反応性にリンパ節が腫れることが多いです。

腫れ・しこりで注意すべき首回りの器官

耳下腺:
左右の耳の前の下部分にある大唾液腺3腺の一つです。
顎下腺:
左右の顎の下部分にある大唾液腺3腺の一つです。
甲状腺:
前頸部正中にある内分泌腺です。

リンパ節以外にも唾液をつくる働きをしている耳下腺(①)や顎下腺(②)などの唾液腺にウイルスや細菌が入り炎症が引き起こされることで唾液腺が腫れたり、そこでつくられた唾液の通り道に唾石が詰まったり炎症を起こして狭窄することで、唾液が正常に分泌されずそれら周囲が腫れることがあります。

また、甲状腺ホルモンを分泌するはたらきを持つ前頸部の甲状腺(③)に異常がある場合や、ウイルスや細菌、がん細胞の拡がりを防ごうとするリンパ節の働きに原因がある場合もあります。

内科を受診される方もいらっしゃいますが、首には耳・鼻・のどに関わる器官が多く存在しており、それらの器官に異常がみられることが原因であることも多いため、専門的に幅広く評価ができる耳鼻咽喉科の受診をおすすめします。

首に腫れやしこりが出来ていても、初期にはその腫れの程度やしこりが小さく、気付かないことが多いです。また、しこりが表皮に近い浅いところにできている場合は触って感じ取りやすいですが、深いところにできている場合には気づきにくいこともあります。

唾液腺(耳下腺・顎下腺)の病気

唾液腺(耳下腺・顎下腺)

症状

  • 耳(顎)の下にしこり(腫瘍)が触れる
  • 腫れた部分に痛みや圧痛がある
  • 腫れた部分の皮膚が赤くなる
  • 熱がでる
  • 膿のまざった唾液が口にでてくる
  • 顔面表情筋の麻痺

原因

細菌やウイルスの感染によって炎症が起きることが原因として多いです。
その他に腫瘍ができることが原因となる場合もありますが、肥大化して顔面神経を圧迫することで表情筋の麻痺を起こすこともあり、精密検査や手術治療が必要となることもあります。

治療方法

炎症によって腫れたりしこりができている場合、細菌感染が原因の場合は抗菌薬を処方することもありますが、ウイルス感染が原因の場合には抗菌薬が効かないため、症状を抑えるための薬を処方します。腫瘍が原因の場合には、手術によって腫瘍を摘出することが必要となる場合もあります。
まずは良性か悪性かを判定することが重要です。細胞診による精密検査や手術加療が必要と考えられる場合は、近隣の連携病院をご紹介いたします。

甲状腺の病気

甲状腺

症状

  • 首の前部分が腫れる
  • 首の前部分にしこり(腫瘍)が触れる
  • 首の前部分が痛む
  • 疲れやすい
  • 動悸
  • 発汗
  • 手の震え
  • など、甲状腺ホルモンの状態によって症状は様々です。

原因

甲状腺は甲状腺ホルモンを分泌する働きを持っており、甲状腺に関連した自己抗体が作られてしまうことで症状が出現することも多いですが、甲状腺の中に腫瘍ができていたり、ウイルス感染などの炎症により症状が出現することもあります。
甲状腺ホルモンが増加している場合は甲状腺機能亢進症、バセドウ病、甲状腺中毒症、亜急性甲状腺炎などの疾患が考えられ、低下する場合は甲状腺機能低下症、慢性甲状腺炎(橋本病)などの疾患が考えられます。

甲状腺ホルモンの分泌と症状

甲状腺ホルモン
の分泌
症状
増加疲れやすい、しんどい、動悸、発汗増加、手のふるえ、足のむくみ、体重減少、息切れ
減少疲れやすい、しんどい、顔・手足などが冷たく感じる、手足のむくみ、声がかすれる、記憶力低下、うつ状態、傾眠傾向

治療方法

ホルモンバランスの状態を確認するための血液検査と超音波検査を行います。
腫瘍が出来ていることが原因で細胞診検査や手術加療が必要と考えられる場合には、近隣の連携病院をご紹介いたします。甲状腺自己抗体によりホルモンバランスが乱れている場合には内分泌内科疾患として近隣の病院でフォローを受けていただきます。

リンパ節の病気

症状

首の一部にしこりが触れたり、腫れたりします。耳下部から顎下部にかけて大きなリンパ節があるため、耳下部が腫れることが多く、痛みを伴います。

原因

かぜや咽喉頭炎などの周辺器官や全身の感染症に対して反応性に腫れる場合が多いですが、ウイルスや細菌が直接リンパ節に感染して炎症性に腫れる場合や、中には悪性腫瘍の転移により転移性リンパ節として腫れていることや、その他悪性リンパ腫(リンパの癌)の一症状として腫れていることもあります。
また、お子さんの場合には生理的に腫れているだけのこともあります。

治療方法

感染・炎症によるリンパ節腫脹の場合には、細菌が原因の場合は抗菌薬を処方することもありますが、ウイルスの場合は抗菌薬が効かないため、症状を抑えるための対症薬を処方します。
いわゆる悪性疾患(いわゆる癌のリンパ節転移や悪性リンパ腫など)の可能性が否定し得ない場合には超音波検査のほかに血液検査をおこなったり、その可能性が高いと判断した場合には精密検査・加療を行っていただける連携病院へご紹介いたします。

ご注意いただきたい症状

  • しこりが硬い
  • しこりがどんどん大きくなる、増えている
  • 口内炎などの病気が続いている
  • 食べ物を飲み込むことが難しい、つらい、むせやすい
  • 顔の動きが悪くなった

このような症状が続いている場合は、がんなどの悪性疾患が関与している可能性も疑われます。首の腫れやしこりは感染症の一症状として現れることが最も多いですが、首には耳・鼻・のどに関わる器官が多く存在しており、悪性疾患を含めて、それらの器官に問題がみられることが多いです。
症状や原因によっては内科や⻭科・口腔外科へも受診いただくことが必要となることもありますが、風邪などの症状がなく腫れやしこりがみられる方は、特にお早目に、頸部の腫れやしこりを外部と内部のどちらともを一手に評価することができる耳鼻咽喉科へとご相談ください。

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